お笑い芸人の衣装と認知ブランディング|ブログ |福岡のデザイン会社|株式会社ジャム

お笑い芸人の衣装と認知ブランディング

2025.10.10 広告のはなし

衣装は“笑い”よりも先に届く

お笑い芸人の印象は、まず「衣装」から始まります。

舞台に立った瞬間、観客は言葉を聞く前に「見た目」からその人物像を感じ取ります。

派手なスーツや学ラン、体操着、キャラクターのコスチューム…
そうした衣装は一目で記憶に残り、たとえ名前を忘れても「あの格好の人」として思い出してもらえるのです。

認知のための“視覚的フック”

マーケティングの世界でいう認知ブランディングとは、
「相手の頭の中に、自分を識別できるフックを作ること」。
お笑い芸人でいえば、
• 南海キャンディーズの山里亮太さん:赤ぶちメガネ
• ナイツ塙さん:スーツと立ち位置
• くまだまさしさん:ピエロ風衣装
こうした特徴は、単なる服ではなくアイデンティティの一部と考えていいでしょう。

衣装は“芸風”を補強する

衣装は見た目の印象を左右するだけでなく、ネタやキャラクター性をより際立たせる役割も果たします。

たとえば、ゆるい雰囲気の芸人ならジャージや部屋着風の服装で親しみやすさを表現でき、

知的なキャラであればスーツやジャケットで信頼感を演出できます。

衣装と芸風がうまく噛み合うことで、「この人といえばこのタイプの笑い」という印象が一気に浸透していくのです。

ブランドとしての“衣装の継続”

大切なのは、衣装を長期間にわたって一貫して使い続けることです。

頻繁に衣装を変えてしまうと、観客の記憶に見た目の印象が残りにくくなります。

反対に、同じ衣装や小物を継続的に身につけることで
観る人の中にその芸人を象徴するシルエットが自然と定着していくのです。

また、衣装を選ぶ際には、自分たち(会社)の“人格”を正しく理解し

周囲からどう見られているのかを客観的に捉えることが重要です。

「こう見られたい」という理想だけでなく

「実際に顧客や市場からどう見られているか」という現実を踏まえて選ぶことで

見た目と中身のギャップがなくなり、より一貫性のある強いブランドイメージを築くことができます。

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福岡を拠点とし、九州地域全体で幅広く活動しているデザイン会社、株式会社ジャム。
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