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知ってる?撮影用語

2024.09.25 紹介
 

どの分野でも仕事をしていると「専門用語」が少なからず存在しますが
撮影業界は特にその「用語」が非常に多いと感じます。

撮影業界でよく使われる「撮影用語」をいくつか紹介します。
動画撮影を仕事にしている人にとっては当たり前の言葉でも
馴染みのない人には全く伝わらないことが多いですよね。

まず、今回は初級編ということで
撮影用語01 「上手」(kamite)
上手(かみて)とは観客・カメラから見て舞台の「右側」、下手は舞台の「左側」を意味します。
右、左だと視点によって逆さになり混乱するからだそうです。

撮影用語02 「いってこい」(ittekoi)
カメラワークや演者さんの動きの際に使われます。
読んで字の如く、「行って来い」なので往復です。

撮影用語03 「ありもの」(arimono)
撮影の現場では小道具などを準備したものではなく、手近にあるものを使用する際に使われます。
編集では、以前撮影したものやロイヤリティーフリーの購入素材を指す際に使われています。

撮影用語04 「香盤」(koban)
撮影の各カットの概要と撮影スケジュールがわかる資料のことを指します。
撮影スタッフはこの資料をもとに各々の準備をして撮影に臨んでいます。

撮影用語05 「うるさい」(urusai
音や周りの環境が騒がしいという事ではありません。
撮影している映像の画面がごちゃごちゃしている際に使われます。

撮影用語06 「ばみる」(bamiru)
演者さんや物の位置を目印として床などにテープで目印をつけることを指します。

撮影用語07 「ロケハン」(rokehan)
撮影の前に現場を下見することを指します。
正式な名称は「ロケーションハンティング」と言い
演出やカメラアングルを決める際、撮影時に準備するものを決める大事な作業です。
ケータイの写真はほぼロケハン写真しかありませんww

撮影用語08 「ワンパラ」(wanpara)
太陽が薄い雲一枚だけかかっている状態を指します。
動画の場合、カットのつながりを考え「日待ち」(太陽が雲から出てくるのを待つ)することもしばしば。
この用語は最近ロケでカメラアシスタントの方から教えてもらいました。

撮影用語09 「前のり・後泊」(maenori・atohaku)
撮影の前日にロケ地に入り宿泊をすることを「前のり」、撮影後に宿泊することを「後泊」と言います。
朝早い現場になると「前のり」させてもらえるととても助かります!

撮影用語10 「わらう」(warau)
撮影中の画角の中にある必要のないものを外にどかすこと。間違えて笑ってはいけません。
人物に対しては「はける」を使います。

 

よく使うワードをいくつかピックアップしてみました。
知らない用語ありましたか?プロの皆さんは絶対わかる単純な用語ですが
新人の頃は現場で飛び交う言葉がちんぷんかんぷんで、聞けない雰囲気があるので
しれっとGoogle検索したりした記憶があります。
まだまだたくさんあるので機会があれば第二弾を公開します。

では、また!

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