このブログのタイトルにもしてる「WHITE SPACE」。
職種によっては思い当たる意味合いが全然違ってくるでしょう。
たとえば――
ビジネス用語だと新しいビジネスモデルでなければ成功しえない事業領域を指します。
放送業界だと使われていない周波数の帯域。テレビやラジオなどの帯域が空いている状態や、
放送終了後の深夜に帯域が空く状態などの未利用周波数帯域を指します。
広告業界だとレイアウト上で広告効果を狙った余白のことを指します。
そう、この“余白”が今回のテーマ。
余白って言うと「何もない部分」って思いがちだけど、実はめちゃくちゃ重要な存在なんです。
Pinterestを見てて「これいいな〜」って思った例も交えて、余白の効果を4つ紹介したいと思います。
「WHITE SPACE」をつくることで、強調したい部分に視線を誘導させることができます。
余白と強調したい部分の要素のバランスが超大事なポイントです。
写真の構図で余白をつくることによって空気感やストーリー性を表すことができます。
無印良品とかポカリの広告って、写真の余白の使い方が絶妙なんですよね。
誰もが知る企業だからこそ為せる表現ではありますね。
早稲田アカデミーの広告での芦田愛菜ちゃん起用は、勉強も芸能も頑張ってるっていう背景ごと伝わってきて、余白とコピーの組み合わせがすごく効いていました。
上品さは文字組にも現れます。
名刺という限られたスペースの中にデザイナーは文字組のレイアウトと「WHITE SPACE」を用いて「美しい」デザインを追求しています。
ただ、余白を作れば勝手にオシャレになるわけじゃないんです。
そのバランスが一番難しく、日々「WHITE SPACE」と格闘しています。
久々にデザインの事についてブログを書き、頭が痛くなってきたので今日はここまでにしたいと思います。
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福岡を拠点とし、九州地域全体で幅広く活動しているデザイン会社、株式会社ジャム。
ロゴやロゴマークのデザインから始まるブランディングに取り組んでおり、
企業の考え方や商品の特徴を伝えるWebサイトの制作、
また良さを分かりやすく表現する動画やCM制作など、
広告やデザイン、クリエイティブに関連する全てのサービスをワンストップでご提供しています。
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